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伝記・人物評伝
富士の気分―深沢七郎・三島由紀夫・武田泰淳による綺想譜(かぷりちょす)
富士の気分―深沢七郎・三島由紀夫・武田泰淳による綺想譜(かぷりちょす)
西田書店
price : ¥1,890
release : Now On Sale

カフカの書き方
カフカの書き方
新潮社
price : ¥1,680
release : Now On Sale

カフカの人生と小説

カフカの代表作『変身』や『審判』などの執筆状況をきわめて詳細に解説している良作。カフカの執筆時の状況と作品との符合する部分の多さに驚かされる。また、カフカ作品に未完のものが多い理由もおぼろげながら掴むことができた。カフカが好きな私には大満足の一冊でした。
「星の王子さま」の誕生―サン=テグジュペリとその生涯
「星の王子さま」の誕生―サン=テグジュペリとその生涯
創元社
price : ¥1,575
release : Now On Sale

ガイドブック

サン・テグジュペリ関連の副読書として、出来は大変に良い。これ1冊では単なる“彼の紹介”にすぎないが、サン・テグジュペリの著作にふれた後で手にすれば、彼の世界をひろげてくれるよき1冊となってくれるだろう。
漱石の東京〈2〉
漱石の東京〈2〉
早稲田大学出版部
price : ¥2,940
release : Now On Sale

漱石の東京
漱石の東京
早稲田大学出版部
price : ¥2,940
release : Now On Sale

鏡・空間・イマージュ
鏡・空間・イマージュ
白馬書房
price : ¥2,625
release : Now On Sale

『星の王子さま』を読む
『星の王子さま』を読む
八坂書房
price : ¥1,680
release : Now On Sale

心が綺麗になります!

読み終わった後の、心のすがすがしいこと!!
忘れかけていた少年少女の頃の純粋な気持ちを取り戻せます。
本当に大切なものは目に見えない......やっと意味が
分かってきたような気がします。
多くの評論がありますが、この本はひとりよがりではなく、
噛み砕いていて読んでいて非常に納得出来ます。大感動!
プルーストとシーニュ 増補版―文学機械としての失われた時を求めて
プルーストとシーニュ 増補版―文学機械としての失われた時を求めて
法政大学出版局
price : ¥2,940
release : Now On Sale

分からない

いやはや、さっぱり理解出来ない。
予備知識も必要だが、訳文も硬い(ような気がする)。

素材は小説であり、内容も構造分析的で平易なものだから、訳がこなれていれば、軽い読み物になったはずだと思うのだが、あらずもがなの哲学的な文体、いかにも翻訳調なので、とにかく読みづらい。

というわけで、まったく読めない一冊。

100億稼ぐ仕事術
100億稼ぐ仕事術
ソフトバンククリエイティブ
price : ¥1,575
release : Now On Sale

【商品詳細】

「サイバークリック」「melma!」をはじめとする人気ウェブサービスや、リナックスベースのOS「Lindows OS日本語版」の独占販売、M&Aによる積極的な事業展開などで話題を集めるオン・ザ・エッヂ堀江社長が、自ら仕事術を公開している。7年半で年商100億の会社を築き上げた1972年生まれの若きリーダーは、どんな環境でいかに仕事をしているのか。 「ヒト」「ジカン」「ジョウホウ」「カネ」「ツール」の5章からなり、テーマはクライアントを増やす営業のコツ、会議や打ち合わせの時間短縮方法、仕事の効率アップや時間管理術、データ管理や情報収集術、コスト管理法など幅広い。ノウハウは具体的で、営業トークや相見積もり、あるいは健康に関する話題にも及ぶ。業界の最先端ながらも、名刺で話題づくりをしたり、お酒の席での「ノミニケーション」を大事にしたりという地道な部分が印象的だ。 もっとも興味深いのは、「1日平均5000通」を処理するというメールベースの仕事術である。その処理テクニックとして、キーボードショートカットの利用や速読術、内容ごとの分類・処理法などを公開している。また、すべての「タスク(やるべき仕事)」をメール化して自分に送ったり、情報収集や仕事上のコミュニケーションをメーリングリストやメールマガジンで行ったりもしているという。このメールによる一元管理に堀江の真骨頂がある。 このほか、愛用するソフトやブラウザ機能、携帯電話などのツール紹介や、おすすめのウェブ・サイト情報も興味深い。あふれる情報の処理やツールの選択、カスタマイズなどで悩んでいる人や、その一歩進んだ活用法を知りたい人は参考になるはずだ。(棚上 勉)

ホリエモン

私はホリエモン・シンパを自称しており、そのことは逮捕後の今も変わりません。

彼は自分の人生をしっかりターゲッティングし、それをやり遂げた人であるということだけでも大したものなのです。

ある人と雑談していて、
「でも、世の中の人が全員ホリエモンを目指して同じように行動したら社会はおかしくなるでしょ?」
ホリエモンと同じように行動する・・ それが、「必死になって金儲けに邁進する」ということであるならば、
日本の労働人口6000万人の1割くらいの人、
きっと600万人くらいの人が既にはホリエモンと同じように行動しているのではないでしょうか。

その600万人の人たちが日本の活力の元になっていると思います。
その中のきっと6万人ぐらいの人は、「ちょっと悪いことをする」あるいは、
「ちょっと悪いことをする可能性がある」人でしょう。
談合をやっている人とか、品質の悪い商品を生産しちゃった人とか、リコールしないで放置する自動車会社の人とかでしょうね。
そんな人たちはちょっと社会を荒らしているかもしれません。

600万人の人たちが頑張ってもホリエモンにならない、というよりも「なれない」のは、大部分の人が成功しないからです。
ホリエモンはそれこそ希有な成功例です。

ホリエモンは人並みはずれて、それこそ何十倍も「額に汗して」仕事をした人です。
そして、自分自身、自分のお金、他人から預かったお金を「リスクに曝(さら)して」、
大きなレバレッジ(てこ)を効かせてお金儲けできた人です。
背中に冷や汗を流したことも何度と無くあったに違いありません。

この本は彼が「額に汗して働く」、その目的意識の設定の仕方と電子メールの活用など具体的なノウハウが書かれています。悪いことは書かれていません。


ネルヴァル全集〈2〉歴史への旅
ネルヴァル全集〈2〉歴史への旅
筑摩書房
price : ¥13,650
release : Now On Sale

図説 太宰治
図説 太宰治
筑摩書房
price : ¥1,260
release : Now On Sale

ある日、落下傘で飛び降りた男。池田昭司 ―幸せなM&Aへの軌跡
ある日、落下傘で飛び降りた男。池田昭司 ―幸せなM&Aへの軌跡
幻冬舎メディアコンサルティング
price : ¥1,575
release : Now On Sale

社員に対してのステートメント本

知人が出てくる本ということで読んだが,現役の社長の伝記ということで,かなり遠慮と美化があるように思える.この本は,一般に読ませることを目的にしたのではなく,社員に対してのステートメントとしての本,更には,会社のプレゼンスを高めるための広報戦略本とも言える.
この社長の池田氏は,今でも三井物産マンとしてのプライドが全ての源泉になっているように思う.そもそも落下傘で飛び降りた先も,物産の請負先であり,厳密な意味では突然飛び込んだ世界ではない.多分,社員の感覚も請負元から天下ってきた感覚ではないだろうか.現場の社員の声は,必ずしも書かれていないという声も漏れ聞く.
読んで空々しさを覚えたのも事実である.
追跡・太宰治
追跡・太宰治
北の街社
price : ¥1,890
release : Now On Sale

NO BULL ― ノー ブル ―――天才ヘッジファンドマネジャー マイケル・スタインハルトの自叙伝
NO BULL ― ノー ブル ―――天才ヘッジファンドマネジャー マイケル・スタインハルトの自叙伝
パンローリング
price : ¥2,940
release : Now On Sale

題名が

題名はNO BULLですし、著者は有名なファンドマネージャー、出版社はパンローリングですから、相場の本と間違って買ったのですが、相場の本ではありません。

マイケル・スタインハルトの幼少期や青年期などを中心に語られている本です。

内容的には彼がユダヤ人で、ユダヤ教とで、貧しかったこと。
米国では貧しいユダヤ人とがいかに苦労するか、ユダヤ人とは何か、ユダヤとは何か、などを中心に書かれています。

題名が内容を表していないと思います。
誤解して買ってしっまたり、誤解して買わない人がでてりするので、
もったいないと思います。

「ユダヤ系米国人の苦労」などの題名が良いのではないでしょうか?

株や相場に興味がある方が読む本ではありません。
ユダヤ系米国人に興味がある人が買う本です。

一葉伝―樋口夏子の生涯
一葉伝―樋口夏子の生涯
新日本出版社
price : ¥1,890
release : Now On Sale

ゲーテ
ゲーテ
清水書院
price : ¥893
release : Now On Sale

倉本長治
倉本長治
商業界
price : ¥1,500
release : Now On Sale

社会貢献の先駆者 米山梅吉
社会貢献の先駆者 米山梅吉
芙蓉書房出版
price : ¥2,100
release : Now On Sale

もう一度、読み直すと面白い 世界の英雄伝・偉人伝―アレッ、あの人って何をした人だっけ…?!
もう一度、読み直すと面白い 世界の英雄伝・偉人伝―アレッ、あの人って何をした人だっけ…?!
河出書房新社
price : ¥540
release : Now On Sale

富士曼陀羅―三島由紀夫と武田泰淳
富士曼陀羅―三島由紀夫と武田泰淳
五柳書院
price : ¥2,625
release : Now On Sale

漱石の京都
漱石の京都
平凡社
price : ¥1,890
release : Now On Sale

運を天に任すなんて―人間・中山素平
運を天に任すなんて―人間・中山素平
新潮社
price : ¥420
release : Now On Sale

財界の鞍馬天狗はもう現れないか・・・

「財界の鞍馬天狗」との異名を持つ中山素平(昨年11月に逝去)の人となりを多くのエピソードを交えて軽妙に綴った書。真のリーダーとして興銀のトップのみならず、財界に長く君臨された氏の真髄が各所に散りばめられている。、特に筆者がその友誼の中で掴み取った氏の人物伝であるため、極めてビビッドに氏の偉大さが伝わってくる。最早こういった人物はビジネス界には現れないのであろうかと考えると寂しい限りである。
気鋭の女性社長―21人が語る創業精神
気鋭の女性社長―21人が語る創業精神
リム出版新社
price : ¥1,365
release : Now On Sale

ジョイスを読む
ジョイスを読む
集英社
price : ¥735
release : Now On Sale

フィネガンズ読み

てぎわよくまとめられているので、ジョイスの入門書になると思いますが、私は「フィネガンズ・ウェイク」の作品解説、とりわけ、詳細なあらすじ(?)が役に立つなあ、これをおさえて読めばなんとかなるかもと思い購入しました。あと、結城さんが柳瀬さんの仕事をどう評価しているのかが判明しました。
宮沢賢治の“ファンタジー空間”を歩く
宮沢賢治の“ファンタジー空間”を歩く
双文社出版
price : ¥3,570
release : Now On Sale

宮澤賢治の物語たち
宮澤賢治の物語たち
洋々社
price : ¥2,520
release : Now On Sale

乱歩と東京―1920都市の貌
乱歩と東京―1920都市の貌
双葉社
price : ¥600
release : Now On Sale

井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど
井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど
講談社
price : ¥1,121
release : Now On Sale

シェイクスピア ディレクターズ・カット―演出家が斬る劇世界
シェイクスピア ディレクターズ・カット―演出家が斬る劇世界
研究社
price : ¥2,100
release : Now On Sale

猥雑なる豊饒

 若き日の蜷川幸雄はよく、自らの信ずる演劇観について、「抒情の果てから猥雑の果て」という理想を口にしていた(と清水邦夫がとあるエッセイに書いていた)が、シェイクスピアほど、その理想を見事に体現する創作者はいないだろうし、本書ほど、「猥雑の果て」にあるシェイクスピアの豊饒を現代的にあぶり出した成功例は珍しい。しばしば「芸術」の高みに祀られる劇作家が、いかにセックス、金、そして国家の政治的欲望を見据え、21世紀の今も我々の同時代人たりうるのか、本書は笑いと毒をもって解き明かす。
 著者のボグダノフは、ウェールズ在住の演出家だが、出自はロシア系で、長年アイルランドに暮らした経験もあり、文化的な「多面体」として、「モザイク」としてのシェイクスピア作品に対する洞察が鋭い。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと相性が悪かった反骨の演出家らしく、イングランドや米国の主流文化に対する皮肉とユーモアも満載である。著者はたとえば、性的な舞台演出を嫌う「イングランド人の偽善的潔癖症」について、次のように言い放つ――「王室の人間が、おっぱい丸出しで新聞の一面をでかでかと飾」ってしまう国なのに、「シェイクスピアとなると、かの「聖なる美徳の守護者」の作品を貶めるのか、とうるさいことを言われる」のはナゼだ!? かくして、伝統的なシェイクスピア信仰を生産的に攪乱する本書は、誰でも――ただし、ダイアナ妃のファンや、ブッシュやブレアの支持者など、一部の読者を除く――が楽しめる知的エンターテインメントとして、演劇ジャンルとイギリス文化のダイナミックな多層性と魅力を教えてくれる。
 近年、『リア王の悲劇』や『ベニスの商人』など、新訳のシェイクスピアを日本の舞台に提供している気鋭の研究者、近藤弘幸の訳文も軽やかなリズムで読みやすい。

蕪村の遠近法
蕪村の遠近法
国書刊行会
price : ¥4,893
release : Now On Sale

会社をたたみたくなったら読む本
会社をたたみたくなったら読む本
明日香出版社
price : ¥1,575
release : Now On Sale

剣の道殺人事件・フェニックスの弔鐘―江戸川乱歩賞全集〈18〉
剣の道殺人事件・フェニックスの弔鐘―江戸川乱歩賞全集〈18〉
講談社
price : ¥1,250
release : Now On Sale

赤毛のアン 四季の贈りもの
赤毛のアン 四季の贈りもの
東洋書林
price : ¥1,995
release : Now On Sale

シェイクスピアとカーニヴァル―バフチン以後
シェイクスピアとカーニヴァル―バフチン以後
法政大学出版局
price : ¥4,410
release : Now On Sale

星の王子さまの秘密
星の王子さまの秘密
彌生書房
price : ¥1,680
release : Now On Sale

食生活史『ジェイン・エア』
食生活史『ジェイン・エア』
開文社出版
price : ¥1,365
release : Now On Sale

司馬遼太郎を歩く〈2〉
司馬遼太郎を歩く〈2〉
毎日新聞社
price : ¥1,575
release : Now On Sale

昭和史の怪物たち
昭和史の怪物たち
文藝春秋
price : ¥714
release : Now On Sale

興味のある人には便利です。

昭和史、特に戦前の歴史に興味のある人には便利です。森恪、久原房之助、宇垣一成という、日本史の教科書には出てこないけど、集英社の「日本の歴史」なんかには名前がちらちら出てくる「くせもの」(笑)の三人について要領良くまとめられています。要領が良すぎて、ちょっと食い足りない感が…てのは、欲張り過ぎかな?(笑)

でも、この三人とも、伝記が手に入りにくい状況だから、この本が出版されたのは、ありがたいですね〜宇垣一成は確か、中公新書で一冊あったけど、今でもあるのかな〜〜??
巻末に参考文献がついているので、興味のある方は、ここに載っている本を読んでいくのがいいでしょう。

宮沢賢治に聞く
宮沢賢治に聞く
文藝春秋
price : ¥650
release : Now On Sale

「輝く多面体」賢治

宮澤賢治関連本は多々ある。研究者は数え切れないほどいる。だからある程度以上の賢治マニアには、言わずもがなな事が多く書かれてあって必要ないかもしれない。けれども、単に童話を20〜30読んでいる『だけ』のような人には、ここに書かれている賢治象は新鮮だろうと思う。「朝は宗教者、夕べは科学者、夜は芸能者、そういう農夫」『輝く多面体』である賢治の素晴らしさと限界を、当代随一の読書家であり、劇作家であり、同じ東北人の井上ひさしが見事に描き出している。
第2章、「宮澤賢治はこう生きた」は、普通の伝記や評伝にはあまり載らないエピソードが多々あって、面白かった
シェイクスピア名詩名句100選―永遠に生きることば
シェイクスピア名詩名句100選―永遠に生きることば
思潮社
price : ¥1,029
release : Now On Sale

滴みちる刻きたれば〈第1部〉松下幸之助と日本資本主義の精神
滴みちる刻きたれば〈第1部〉松下幸之助と日本資本主義の精神
PHPソフトウェアグループ
price : ¥1,575
release : Now On Sale

【商品詳細】

気鋭の評論家として知られる福田和也が、松下幸之助の評伝2冊を同時刊行した。第1部は松下幸之助の生誕の地、和歌山・大阪での青春、そして23歳の創業までの足跡をたどっている。 本書が興味深いのは、松下幸之助の成功伝ではなく、あくまで松下のその時々の等身大の人物像が生々しく描かれている点だ。15歳の若き松下は、自転車を販売する仕事をしていたが、その当時、電車が普及してきており、「このままでは、自転車の需要は少なくなってくるのではないか」との危機感を抱く。そこで、電気事業の将来性に注目し、大阪電燈株式会社に転職。15歳から22歳までの青春時代を同社で過ごす。 松下は文字や書物に頼らず、自らの観察力に基づいて物事を理解していき、スピード出世を果たしていく。ところが、20歳のときに病気を患い、会社生活に限界を感じて独立を構想するに至ったという。つまり、不健康でなければ独立していなかったかもしれないのだ。松下の兄弟は皆、20歳前後で亡くなっている。 カリスマ的な経営者として知られる松下だが、独立した初期のころ、製品がまったく売れず、危機的な状況に追い込まれている。だが、1つの注文をもとに、次々と仕事を得ていき、急成長を遂げた。 日本人は今、元気がないといわれるが、松下幸之助の生き方には、時代はまったく違えど、大いに勇気づけられる何かがある。ぜひ多くの人に一読をすすめたい。(玉木 剛)

ゲーテとベートーヴェン―巨匠たちの知られざる友情
ゲーテとベートーヴェン―巨匠たちの知られざる友情
平凡社
price : ¥903
release : Now On Sale

1930年以来の画期的な試み

ベートーヴェン研究家による、題名通り、ゲーテとベートーヴェンの人間関係に関する、様々な過去の研究書に基づく、著者の見解が記されている。フランスの作家ロマン・ロランが1930年に発表した、本書と同名の著書である『ゲーテとベートーヴェン』が、もし2004年に書かれていたら、真相はいかなるものであったのかという大変興味深い考察である。巻末の参考文献一覧と、この著作に登場する人名数を見るだけでもいかに著者が1930年以降に刊行された二人の巨匠に関する伝記的書物を参考にしているのかを知り得る。そしてその大量の資料から著者の見解を引き出しているかを伺い得る。この著書を一読すれば、両巨匠だけではなく、時代背景も概論として知ることができる。唯一筆者にとって不満であるのは、ゲーテ婦人クリスティアーネに関する言及が欠けていると言う点である。眼鏡のエピソードなどベッティーナとの関連においてだけではなく、ゲーテの周囲にいた人物に関して掘り下げて欲しかったという気がしないでもない。いずれにせよ、筆者は更に厚い(熱い)青木女史のテーマを掘り下げた次作に期待している。
科学‐技術の未来―ゲーテ・自然・宇宙
科学‐技術の未来―ゲーテ・自然・宇宙
人文書院
price : ¥2,100
release : Now On Sale

石川啄木とロシア
石川啄木とロシア
翰林書房
price : ¥5,040
release : Now On Sale

安吾と三千代と四十の豚児と
安吾と三千代と四十の豚児と
集英社
price : ¥1,680
release : Now On Sale

新訳 ヴェニスの商人
新訳 ヴェニスの商人
角川書店
price : ¥420
release : Now On Sale

仮面の人・森鴎外―「エリーゼ来日」三日間の謎
仮面の人・森鴎外―「エリーゼ来日」三日間の謎
同時代社
price : ¥2,310
release : Now On Sale

エリーゼの幻影

  若き日の森鴎外がドイツ留学から帰国した時、彼の後を追ってエリーゼ・ヴィーゲルトという女が来日した。これは「エリス事件」として知られているが、鴎外とこの女性との関係はよくわかっていない。本書では鴎外は軍医を辞してまでエリーゼと本気で結婚する気だったという説を展開する。
仮説のひとつに鴎外の「我百首」のなかの

 護謨をもて消したるままの文くるるむくつけ人と返ししてけり

が、消しゴムで消した後のある鉛筆書きの手紙を、鴎外がエリーゼに別れの手紙として送り、エリーゼがそれを見て激怒したことを詠ったものだとしている。しかし私はこの説には賛成できない。毛筆で手紙を書かれるのが習慣だった当事、いくらなんでもそんな失礼なことはしないであろう。それに鴎外がドイツから帰国したのが26歳のとき。「我百首」が発表されたのが46歳と期間が空き過ぎている。
  この短歌は見知らぬ人から鉛筆書きの失礼な手紙をもらった鴎外の腹立たしい気持ちを詠ったものではないかと私は考える。
  しかし本書では興味深い事実も明らかにされている。ひとつはエリーゼは鴎外を追いかけてきたのではなく、彼より先に出発し後から日本に着いていること。鴎外の留学中から後見人の西周が縁談話をすすめていたことなどである。またエリーゼの旅費を誰が出していたのかという謎も残る。
  鴎外とエリーゼとは実際どんな間柄だったのだろう。年月は経ってしまったが新たな証拠は発見されないだろうか。
創業者は七代目―ジャスコ会長、岡田卓也の生き方
創業者は七代目―ジャスコ会長、岡田卓也の生き方
毎日新聞社
price : ¥1,427
release : Now On Sale

日本にしかできない技術がある
日本にしかできない技術がある
PHP研究所
price : ¥560
release : Now On Sale

会社再建―サラリーマンを超えた男
会社再建―サラリーマンを超えた男
出版文化社
price : ¥1,500
release : Now On Sale

チェーホフ
チェーホフ
岩波書店
price : ¥735
release : Now On Sale

『無意味』のはてに見出したかすかな光。。

小見出しをいくつかあげると、「不条理な現実」「感情の切断」「チェーホフの『非情』」「内部に巣くう『冷静さ』」「否定の論理」「崩壊する『意味』」「『絶望の詩人』」「『ここではないどこか』」… こうして並べると、チェーホフファンを名乗るのははずかしい気もします。痛いとこ衝かれた気分です。
ただ、そういう絶望とかペシミズムとかシニシズムとかってんですか、が、若気の至りにあってはたまんないんです。
最終章の最終節「呼びかけと応答」では、チェーホフ晩年の、というよりサハリン行以降、もっと言えば『退屈な話』以降の作品における「希望」について述べているのです。いわく、「『音』や『呼びかけ』、そしてそれにこたえる『応答』は、チェーホフが『無意味』のはてに見出したかすかな光だった。」と。
たとえば『ワーニャ伯父さん』も『かわいい女』も『犬を連れた奥さん』も、ロシア語では呼称、つまり呼びかけの形をとってるんだそうです。『かわいい女』は英訳では「The Darling」だそうですよ。
なんですが、なんとなく、こじつけ的な印象を受けてしまいました。別に、無理に、かすかな光を見出したことにしなくてもよい気がして。。それより、なんていうか、あきらめ、ていうんですかね、結局思い通りには行かないけど、生きてくべ、的な、その辺が、泣けるんですよこれがチェーホフは。
「赤毛のアン」の人生ノート―あなたの夢が実現できる7つの鍵
「赤毛のアン」の人生ノート―あなたの夢が実現できる7つの鍵
大和出版
price : ¥1,365
release : Now On Sale

夢の世界

熊井さんの本は大好きで、数冊読んでいます。
ポプリを広めた方です。
熊井さんのエッセイは、今の自分に欠けている
丁寧な生活がしたくなります。
日常の小さな喜びとか、花のこと。。。
「赤毛のアン」は、アニメで見て、本で読んでとても
憧れた世界でした。アンには学ぶ所がたくさんあって
もう一度読み返してみようかな?って気持ちになります。
滴みちる刻きたれば〈第3部〉松下幸之助と日本資本主義の精神
滴みちる刻きたれば〈第3部〉松下幸之助と日本資本主義の精神
PHPソフトウェアグループ
price : ¥1,680
release : Now On Sale

滴みちる刻きたれば〈第4部〉松下幸之助の日本資本主義の精神
滴みちる刻きたれば〈第4部〉松下幸之助の日本資本主義の精神
PHP研究所
price : ¥2,100
release : Now On Sale

殺意の演奏・仮面法廷―江戸川乱歩賞全集〈8〉
殺意の演奏・仮面法廷―江戸川乱歩賞全集〈8〉
講談社
price : ¥1,250
release : Now On Sale

女のいない死の楽園―供犠の身体・三島由紀夫
女のいない死の楽園―供犠の身体・三島由紀夫
パンドラ
price : ¥1,995
release : Now On Sale

漱石研究年表
漱石研究年表
集英社
price : ¥7,136
release : Now On Sale

必携、夏目漱石

漱石全集にも書かれていない漱石の日常が克明に記載。
充実した注釈からは時代背景も読み取れ、生きた漱石を感じられると思います。
プルースト 感覚の織りなす世界
プルースト 感覚の織りなす世界
青山社
price : ¥3,150
release : Now On Sale

白色の残像・浅草エノケン一座の嵐―江戸川乱歩賞全集〈17〉
白色の残像・浅草エノケン一座の嵐―江戸川乱歩賞全集〈17〉
講談社
price : ¥1,250
release : Now On Sale

“遠藤さんの原っぱ”で遊んだ日―遠藤周作と世界一の素人劇団「樹座」
“遠藤さんの原っぱ”で遊んだ日―遠藤周作と世界一の素人劇団「樹座」
小池書院
price : ¥1,890
release : Now On Sale

村上世彰「私の挑戦」
村上世彰「私の挑戦」
あさ出版
price : ¥1,470
release : Now On Sale

逮捕されたから言うんじゃないが・・・

 ライブドアを使って、日本放送株を買い占め、ライブドアを裏切って売り抜けるというインサイダー取引による証券取引法違反で逮捕されたから言うのではないが、私の人生観の中には、汗水たらして働け、他人の金を使って儲けるな・・・というのがある。
 人生の師と仰ぐ「山口瞳」さんは、「所詮株屋」として、株式投資する人間を最初から、「まっとうな人生を歩む人でない」と決め付けていた。
 ここ数年の低金利の中で、誘惑に駆られないこともなかったが、所詮は、資本主義経済を名乗ったギャンブルであったろう。ギャンブルにイカサマはつき物である。
 そのイカサマを推奨する人がいることは「当時は気がつきませんでした」では済まされないでしょうね。
気が小さいから成功できた
気が小さいから成功できた
ゴマブックス
price : ¥1,470
release : Now On Sale

女たちの荷風
女たちの荷風
白水社
price : ¥2,310
release : Now On Sale

S/Z―バルザック『サラジーヌ』の構造分析
S/Z―バルザック『サラジーヌ』の構造分析
みすず書房
price : ¥6,090
release : Now On Sale

司馬遼太郎で読む日本通史
司馬遼太郎で読む日本通史
PHP研究所
price : ¥1,575
release : Now On Sale

人も国も「諸行無常」

鎌倉以降を通史として書かれたものです。司馬遼太郎氏の思いを通史にした一冊だと思います。司馬小説の思いを感じ取る読み物としてもおもしろいでしょう厖大な司馬小説をお読みになろうとする方はその指南書となるでしょう。
不況でも儲ける「コンシェルジュ経営」
不況でも儲ける「コンシェルジュ経営」
小学館
price : ¥500
release : Now On Sale

努力は報われ、お金は後からついてくる

顧客第一主義を誠心誠意に追求して成功している企業の事例に接して、読後感は爽快な気分になります。努力は報われ、お金は後からついてくる、ことがわかりました。ノウハウの収集に偏りがちな私を自戒しました。特に、アパマンネットワーク社長の信念の経営には、感心を超えて、敬礼したくなるような、身の引きしまる思いで読みました。
乱歩と東京
乱歩と東京
筑摩書房
price : ¥1,050
release : Now On Sale

荷風型自適人生
荷風型自適人生
近代文芸社
price : ¥2,936
release : Now On Sale

ゲーテの秘密結社―啓蒙と秘教の世紀を読む
ゲーテの秘密結社―啓蒙と秘教の世紀を読む
大阪公立大学共同出版会
price : ¥3,150
release : Now On Sale

三匹の蟹
三匹の蟹
講談社
price : ¥1,103
release : Now On Sale

最近書かれた作品を言われても違和感がないくらい現代的

 表題作「三匹の蟹」は、アメリカ(多分)で生活する日本人の家族。主人公は、主婦の由梨。閉塞感というよりは、だらしなさが濃くて、気持ち悪くなるくらい。特に夫婦のやりとりが。 最近書かれた作品を言われても違和感がないくらい現代的で、昭和40年代前半に書かれたと思えないくらいです。
日々これ掃除―人生福々、会社福々への道
日々これ掃除―人生福々、会社福々への道
致知出版社
price : ¥1,575
release : Now On Sale

イエローハットの創業者が書く掃除の哲学

臭い、汚いが普通だったカーショップのトイレを自ら素手で掃除をする中でさまざまな気づきを得ていく過程を著者の生い立ちから書き綴っています。

「良樹細根」・・・いい木はすべて細い根から育っている。まずは根から育てる。
「涙定量 汗無限」・・・人が一生の間に流す涙は量が決まっている。だから若いうちに涙は流したほうがいい。歳を取ってからの涙は辛い。

など味わい深い言葉がいくつも紹介されているのも本書の楽しみです。

一葉の日記
一葉の日記
講談社
price : ¥1,733
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